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トップメッセージ

社長挨拶

この度、2023年6月にフジクラプレシジョン株式会社の代表取締役社長に就任しました。

当社は1991年7月に熊本県の誘致企業としてここ山鹿市鹿本町に操業開始しました。創業以来製造してきた光ファイバ融着接続機という製品は、高精度な部品や最先端の電子機器を搭載しており、丁寧なものづくりを必要とします。工場の着工以前に、その立地を選んだ幹部社員の話によりますと、当時の山鹿・鹿本の工芸(灯篭、うちわなど)、園芸(菊、メロンなど)どれにおいても高いスキルや細かな配慮が必要なものが多く、光ファイバ融着接続機の精密部品加工やその組立において優れた能力を発揮してくれる人が多く集まってくれることに期待し、この山鹿の地を選択したとのことでした。

その甲斐あって、光ファイバ融着接続機については28年間、賃金の安い外国へ移管されることもなく製造を継続しており、優れた信頼性が世界中のお客様から高い評価を受け、常に世界のリーダーであり続けています。また2013年より製造を開始したファイバレーザは、高出力、高信頼性が国内外のレーザー加工機メーカー様などにご評価いただき、マーキング・微細加工・溶接・切断など様々な用途で使用されることで事業として急速に成長しています。

私たちの職場環境は、作り出している製品に高精度が求められるため、完全な機械化ではなく、人が得意な作業、機械が得意な作業をそれぞれ分担して成り立っています。人の創意工夫が高性能な機械と程よく融合することで、高い生産性を生み出すという、人の温かみの感じられる職場であり、皆さん長く働いていただいていることから、スキル向上を通じ人材育成にも適した環境と考えています。

おかげさまで2022年フジクラグループは売上、営業利益、経常利益ともにすべて過去最高となり、フジクラグループのミッションのうち最も重要な“製品を通じたお客様の価値創造と社会の発展への貢献”を実現しています。

そしてフジクラプレシジョンはこれからもより高い技術力を習得、発揮し社会に貢献してまいります。どうぞご支援・ご指導のほどよろしくお願いいたします。



代表取締役社長 髙橋 建次